trade2の日記

2004/5/25(火)
名古屋のデパート


10年ほど前、名古屋の栄という所を歩いていたとき、にわか雨が降ってきた。
ちょうど三越がすぐ側だったので傘を買おうと入った。
以前からほしかったFENDIの赤い傘をもってレジにいった。
頭のちょっと薄くなったおじいさんが受け取ってその後が見ものだった。
まず、私と傘を見比べて、これ聞こえよがしにいかに傘と私がつりあわないか
ぶつぶつ文句をいうのだ。
遊びに行く途中だったのでサマーせータとジーンズだったのだがこういうものを買うような身分じゃないだの分が過ぎているだのぶつぶつぶつぶつ文句をいって、レジ担当のおねえさんに私の金と傘を渡してからもずっとぶつぶついっている。恥ずかしいったらありゃしない。恥をかかされた。
愛想がいえないなら黙ってろ!そんなことはおまえが心配することじゃない!
隣の松坂屋は遠方の友達が結婚したので結婚祝を送ろうと思って買いに行ったことがある。品物を包む間ちょっと時間があったので、その店の椅子に坐っていたのだが、後から来たおばあさんが上得意だったらしく、店員が椅子を替われとなんとなく表情で催促する。私も客なんだが・・・と思ったが、そのおばあさんは本当によろよろしていたので席を譲った。
名古屋駅の松坂屋も女子店員が客の顔をみて、買いそうに無いと思うと露骨に表情に出すのがすごく失礼だと常々思う。
このように名古屋は客を自分の間違った価値観で選別する傾向がある。たとえ財布から現金を出しているのにそれだから信用不安とかそういうのではなくなんだか訳のわからない理由でもって人を差別しているのだ。客からみたら甚だ不快である。
及第点なのは栄の中日ビルの住友信託銀行のダンディなおじさんとJR高島屋だ。ここはどんなお客にも親切丁寧で居心地がいい。とくにJR高島屋が流行るのは当然だと思う。まだ出来たばっかりだが、名古屋の悪しき風習に染まらないように祈っている。


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