trade2の日記

2004/5/28(金)
北海道は観光地か住宅地か


バブルの頃、会社の同僚が北海道へよく遊びにいっていて、北海道って
面白いのかなと思って旅行会社のパンフレットを見たら、ハワイ、グアム
へ行くよりも高いんでびっくりした。
なぜ国内で交通費が外国へ行くよりもかかるのか。航空会社の努力が足りないのか?
でも最近、北海道は観光地だから高いのかも知れないと思った。
富士山に登ったとき100円の缶ジュースが1合ごと登るたびに値段が上がっていくのがおかしかったが、あんな感じなんだろう。
北海道拓殖銀行が潰れて苦しいなら銀行を有志で作ればいいじゃん。ソニーだって作ったんだし。と思っても目の前の巨大なリスクをみると誰も手が出せないんだろうし。
観光地ブームの最後はあるドラマで有名になったラベンダー畑にずかずか入ってラベンダーを踏みながら写真をとっていたら農場の人に怒られたという話があってあれで一気に期待が盛り下がったものだが、ブームも終わった。
もともと真面目な農場で気を遣う必要はないと地元民は思うものだが、よそから観光に来る人間は地元民にディズニーランドの従業員並のサービスを期待する。
なぜ、一区画を観光用に涙をのんで放出する決断が出来なかったのか。
しかし、北海道で観光を捨てるといっても、冬の雪下ろしの労働や暖房費の負担はとても重い。それに何と言っても東京までの交通費がネックでとても住みにくい環境である。
観光地として生き残るのなら競争相手はハワイ、グアム、ヨーロッパでがんばらないといけないし、観光を捨てるなら交通にかかる費用の低減、それに伴って産業の誘致、各家庭の融雪機材への便宜(屋根や道路に電熱線をはる、冬場の電気代を補助など)を図らないとどんどん地盤沈下していくだけだと思う。

テレビとインターネット


テレビとインターネットはとこか似ている。
◎テレビ
第一次あたらしい物好きの時代
お金持ちの中でも特に好奇心の強い人が買って近所の人に見せびらかす。
第二次街頭テレビ時代
商店街が客寄せのためにでかいテレビや複数のテレビを設置。
第三次家族で団欒時代
家族が揃って強制的に同じ番組を見た時代。
第四次個人の時代
各自がそれぞれ部屋に引きこもって自分の好きなものを見る時代
◎インターネット
第一次オタク時代
大学の学生が興味津々でいじっていた時代
第二次ビジネス時代
企業がコストダウンに有効だといってめちゃくちゃ使い出した時代
第三次家庭時代
家族で一台のパソコンを取り囲んでわいわい言いながらいじる時代
第四次モバイル時代
無線LANで各自部屋に引きこもって勝手にインターネットする時代
まあちょっと各家庭で順番が違うかも知れないけれどだいたい新技術は

オタク → ビジネスユース → 一般主婦

の順に広まっていくんだと思っている。
他の例だと計算機もそうかな。
昔は6畳いっぱいの大型コンピュータで企業がいろいろ一晩かかって計算
していたけど今は500円で家庭の主婦が買い物のお供にしている。
最近テレビに露出の多い電子ブックもビジネスからはいらないと普及に時間が
かかりそうだなと思う。
例えば小売店のPOPをワイヤレスで瞬時に書き換え可能でしかも薄いとか、
名刺型で配りまくってもらった人がその企業の最新情報を常に受け取れるとか
(どんな強力な電波じゃ?)。以前ぺらぺらの折り曲げ可能なやつを見たことが
あるけど最近でた電子ブックは厚くて重そうなのも個人向けじゃない感じ。

話が逸れたけど、インターネットとテレビはなにか似ている。
格好も狙ったのか偶然なのかそっくりだし家に遭っても違和感が無い。
面白いなと思った。


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