3年か4年くらいまえ『ほぼ日刊イトイ新聞』をまだ読んでいた頃にいつもトップページに最新の日記がアップされていてある日そこに2chというサイトについての記述を見てはじめて2chというサイトがあるのを知った。それ以前に東芝クレーム事件とかでいろいろニュースとか騒がしかったのだがその事件と2chという掲示板とが自分的に関連付けられていなくてあああの事件はここから発生したのかと妙に感動したのを覚えている。それまではGoogleで仕事上いろいろ検索する用事があったのに一度も引っかからなかったのだが、不思議なことに認識した途端よく見かけるようになった。それからは主にGoogleのキャッシュを読んでいろいろ調べ物のヒントをいただいたりしていた。

去年の3月ごろまでちょくちょくおしえてgoo!というサイトを利用していた。自分が回答したりする人は主婦が多くてなかなか居心地がいいし、パソコンに強い人とか、妙にいろいろ物を知っていて頼りになる人とか多かったように思う。

今年の3月に久しぶりにまた回答してみてなんか雰囲気変わったなと思った。やたらと人に注文つけたり、以前は短文でも本当に困っていてすばやい回答がありがたがられて、まあ必要以上にねっとりしないいいサイトだった。なんていうか、gooという大通りをちょっと横丁に曲がったら居心地のいい喫茶店か居酒屋をみつけちゃったよ見たいな。なのに何かぎすぎすしているような気がしてならない。

両方のサイトから本が出版されたらしい。

電車男は盛んに宣伝していたがあいにく自分とは縁がないようで、いまだに見ることができないのでよく知らない。

『今週妻が浮気します』http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=763621は過去の質問が残っていたので読ませていただいた。質問主はドラマの脚本家ですか？なにか妙にできすぎているような。また自分がマスコミ関係の人間だということをほのめかして、僕有名人なんだっていってよくいるじゃないですか似非有名人が食い逃げしたとか。なにか有名人に弱い一般人が悪いのかいつもどうなんだろ〜とか思ってみているのだが、なんかな〜。マスコミに勤めている人間が自分の身分を見せびらかした場合に発生するであろう影響を知ってやっているのか知らないのか。う〜んわからん。というのでちょっと最後の方は引き気味に読んだ。

この両方のサイトはまあある意味自由に発言できる場ということで『コントロールのしにくい人達』を作り上げる土壌があると思っている。まあ消費者が品質の悪いものをつかまされてギャーと不満をどこかにぶつけるのはこれはぜんぜん悪くないわけですよ。はけ口があったほうが良いくらい。だけど、これが宣伝活動の領域に入ってくると甚だ迷惑っていうかやりにくい障害物になってしまう。そこでNHKの受信料対策もどきがでてきたのかなぁ。

NHKの受信料を支払わない地域があるとそこのご当地を題材にした大河ドラマを作るらしいってどっかで聞いたことがある。地元の人間の機嫌をよくして気持ちよく受信料を支払っていただきましょうという趣旨なんだそうだ。

今回の出版も弁は立つが言うことを聞かない人達へのいわば飴のようなものなのかもしれない。自分が不満たらたら書き続けてきた物が思いがけず人からほめられてしかも有名人になって儲けられるかも知れないという期待感。まさにジャパニーズドリームシンデレラ物語だ。仕掛けたほうからみたら完璧なシナリオなんだろう。

でもはっきり言ってみんな引いているんじゃないか。ていうか逃げ出してる。去年おしえてgoo！に来ていたみんなはどこへいったんだ〜。自分もまた居心地のいい喫茶店を探しに漂流することになるんだなぁと。誰か知りません？居心地のいいサイト（っても、ものぐさだから訪問するの聞いてから1年後だったりするけど・・・）

[なごみ]チュチュでせかいへいは

ぱんつくったラヴ！チュチュ！ （ｂｙぱんつくったのぱんつくった。）http://easy.dedio.jp/home/pantsu/archives/blog/main/2005/05/21_103042.html



なにか普通に聞いていたらだんだん話がでっかくなっていった。