trade2の日記

2007/10/18(木)
かごめかごめ考2

今日ネットを検索していたら偶然日本書紀とかにぶつかった。
そこで八雲立つを見てみたらウィキペディアで原文が載っていた。
以前日本書紀という本を読んだことがあったのだが、そのときは漢文の羅列で音を拾うだけで精一杯で字にこめられた意味とかまで頭が回らなかった。


八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を と詠んだ。(
「夜久毛多都伊豆毛夜幣賀岐都麻碁微爾夜幣賀岐都久流曾能夜幣賀岐袁」--『古事記』、
「夜句茂多菟伊弩毛夜覇餓岐菟磨語昧爾夜覇餓枳都倶盧贈廼夜覇餓岐廻」--『日本書紀』)


なんかかごめかごめみたいな話だな。奥さんがにげださないように籠につめた、みたいな感じにも読めるし、八雲の「や」は「夜」なんだな。

やくもたと いどもやはぇぃがき とまごまに やはぇぃがきとくる そのやはぇぃがきえ

二つの漢詩で字が所々違うのはいろんな読み方がある漢字の音を別の文字で言い換えて音を間違わないように、だと思う。

しかし和歌がのこっているっていうのもへんな話だな。
だれかいってたが、口伝はきえてしまうが、文字は残るんだそうだ。
なんか漢字が残っていたんだろう。
ということはこれは奥さんに対するのろけではなくて公式文書ということになるな。
へんな話だ。
特に日本書紀で餓岐っていうのが気になる。なにか飢饉でもあったのだろうか。
古事記では賀岐になっている。
八雲といい八重垣といい8にこだわっているんだなぁ。
そういえば蛇はヤマタノオロチだったし、なんか8に意味があるんだろうな。
というか「や(夜)また(叉)」なのかもしれないな。
おお、そういうと「やしゃ(夜叉)」かもしれないな。

まあ脳内でいろいろ言葉をこねくって遊んでいるだけですが。


八坂神社はスサノオと牛頭天王を祭っているらしい。牛。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%82%AA


後に、仏教における祇園精舎の守護神である牛頭天王と習合した。これは、どちらも災疫をもたらす神だからである。このことから、スサノオを祀る神社は祇園神社と呼ばれるようになった。祇園神社の総本社は八坂神社(京都市東山区)であるが、かつては祗園社という名前であり、明治の神仏分離の際に現在の名前になった。他に氷川神社(さいたま市大宮区など)、津島神社(愛知県津島市)など多くの神社で祀られている。牛頭天王・スサノオに対する信仰を祇園信仰という。




夜叉はYaksaというんだそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E5%8F%89


夜叉(やしゃ)は、古代インド神話に登場する悪鬼で、原音yaksa、yakkhaの漢充て訳。別名薬叉。

一般にインド神話における悪鬼の総称であるとも言われるが、悪鬼の総称としては他にアスラという言葉も使用されている(仏教においては、アスラ=阿修羅は総称ではなく固有の仏として登場)。

夜叉には男と女があり、男はヤクシャ(Yaksa)、女はヤクシニー(Yaksni)と呼ばれる。クベーラに仕えると言われる。



八坂はここからきているのかもしれない。疫病神で悪い人間は病気になるらしい。いい人間は助かるらしいので、昔読んだ死神と同じだな。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%AB%E7%97%85%E7%A5%9E

疫病神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: ナビゲーション, 検索
疫病神(やくびょうがみ)は、災厄をもたらす鬼神の総称で、疱瘡神や貧乏神もこの系統に含まれる。ただし、一概に疫病神といっても、一人だけで様々な疫病や災厄をもたらす場合があるという。

疫病や災厄の強さを決める力があり、現れる時に竹籠の中に小さな棺桶を持ち、その中にある数だけ人が死ぬとされている。

一般的なフィクション作品においては、悪役として存在することが多い。

『今昔物語集』の中では、応天門炎上の罪で流罪に処せられて死んだ伴善男(とものよしお)という男の魂が、この疫病神になったという話があるが、この疫病神は病気の流行を軽いものに抑えてくれたとされる。




小学校の図書館に世界の昔話という装丁のとてもきれいな本が50冊くらいあって一日一冊ずつ読んでいた中にそういう話があった。
あるところで道で倒れている全身真っ黒けっけな人らしき生き物を助けたら、実は自分は死神なんだけれど、今回助けてくれたからこれからある村を襲撃する予定なんだけれど、あんたんちだけは助けてあげるよ。戸口に血を塗っとけ。という話を聞いてまじめなその村人は村中をたたき起こして全部の戸口に血を塗ったのでその村だけ全滅を免れたんだそうだ。
なんでも木造の船に黒い人間みたいな格好をした生き物が何体か乗って櫓をこいで空中をやってきたんだそうだ。見ていた人がいたわけだ。

まあそういうなんかがいるわけで、どういうわけか世界中に同じ話があるんだよな。
今回の牛頭天王は疫病神がいやがる赤紙に金文字でなんか書けとか言っているらしい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E9%A0%AD%E5%A4%A9%E7%8E%8B



蘇民将来子孫之門
昔、牛頭天王が老人に身をやつしてお忍びで旅に出た時、とある村に宿を求めた。このとき弟の巨丹将来は裕福なのに冷淡にあしらい、兄の蘇民将来は貧しいのにやさしく迎え入れてもてなした。そこで牛頭天王は正体を明かし、「近々この村に死の病が流行るがお前の一族は助ける」とのたまった。果たせるかな死の病が流行ったとき、巨丹の一族は全部死んでしまったのに、蘇民の一族は助かったという。

現在でも八坂神社などでは赤い地の紙に金色の文字で「蘇民将来子孫之門」という札を配布しているが、その由来はこの故事を基にしている。何故赤い紙に金色の文字かというと陰陽道で「疫病神が嫌う色」とされているからである。


本当に嫌がっているのか。
昔神社の鳥居が赤いのはあの門に鶏の血を振り掛けたかららしいというのを読んだ記憶がある。
病気よけなんだなとそのとき思った。



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