新型インフル患者、東京―京都間新幹線で帰宅　都が指示
http://www.asahi.com/special/09015/OSK200906200185.html

ハワイから帰国した男子学生を東京都の病院が診察、新型の陽性反応がでたので、入院か自宅療養を選択させて、学生が自宅療養を望んだので、都の指示で家族と一緒に奈良県の自宅へ帰宅するべく、新幹線普通車指定席に乗って京都まで来てしまったんだそうだ。奈良県は幹部に車を出させて京都駅まで迎えに行って、この男子学生らはまだ電車を使って帰るつもりだったのだが、幹部の車で病院へ行って入院。

東京都の見解では、６月１０日ごろから、患者に「入院か自宅待機か」を選択させており、帰宅を選んだ場合、電車、バスなどの公共交通機関を利用しているという。

新幹線の中には妊婦も乗っているだろうし、特別なんのアナウンスもなかったんだろう。恐ろしい話だ。





翻って海外では。

新型インフル、南米で感染者急増　チリやアルゼンチン
http://www.asahi.com/special/09015/TKY200906200120.html


チリ保健省は１９日までに４３１５人が感染し、４人が死亡したと発表。感染者の６４％が５〜１９歳と若い世代に集中している。緯度が高く寒いためで、チリの感染者は南部に集中し雨が少ない時期であることも感染拡大の原因だとの見解だそうだ。

アルゼンチンでは、６月に入って感染者が１３１人から１０１０人に増加。死者は計７人になった。ブラジルでもこの期間に感染者が２１人から１３１人に増えている。

着々と感染者が増えているわけだ。
妊婦と慢性疾患のある患者が重症化するという話はいまでもちらほら出てくる。
また、あまりこれは出てこないが、３０代４０代の健康体であっても理由がわからないが重症化する例もあるらしい。ちょっとソースがないのでこれは要確認だが。まあ日本でも働き盛りの30代に感染者が多いのは連日のニュースを拾っていても感じることだ。

ちょっと東京都の対応は緩みすぎなんじゃないだろうか。
この新型インフルエンザは高熱がでて、吐き気、下痢の症状もあるそうだ。とても会社に出社できるような状況ではない。
これが中小企業で蔓延したらどうなるか。全社員の罹患で会社休業、大手企業のように備蓄も福利厚生で揃えられないだろうし、ある掲示板では、もし自分の経営している会社で新型インフルエンザが発生し1週間も休業したら、倒産の危機で首をくくらなければならないと悲痛な投書もでていた。例え死亡例がなくても、重症化しなくても、社会のため、家族のために感染したらやばい人たちはいるのだ。


多分、東京では、兵庫、大阪のパニックをみて、これが東京で起きたら仕舞いだなと思って、わざと「今回のインフルエンザは軽いんですよ」みたいな報道を流しているのだ。しかし現場がそれを鵜呑みにしてどうするんだと思った。
普通の危機感をもって仕事してくれよ。病人を電車に乗っけて帰らせるなよ。本当に頼りないなぁ首都がこれじゃぁ、と思った。

ガンダムお台場に建つ

「殴ったな、父さんにも殴られたことないのに殴ったな」
という、こいつに一度でも甘い顔をみせると一生取り付かれて面倒見させられるんじゃないかぁ？という悪ーい予感が番組特有の効果音とともにこめかみのあたりにひらめくガンダムですが、とうとうお台場に「建った」そうだ。



とうとうやっちまったな・・・感が、ひしひし。

いや大河原さんのデザイン造型はすばらしいですよ。先日も仮面ライダーディケイドの主題歌をGacktさんが歌っていてそれをヤマハのデータショップでMIDIをダウンロード購入して歌ってMysoundにアップしたつながりで、いま脚本を書いている井上敏樹さん(*1)つながりで、サンライズの勇者シリーズの勇者特急マイトガインの「歌のアルバム」を引っ張り出して聞きなおしたばかりだ。あのマイトガイン、ストーリーがシュールなんだよね。特に最終回、私はテレビの前で抗議の声をあげたもんですよ。「仮面ライダーディケイド」を観るんだったら、「勇者特急マイトガイン」を見るのはお勧め。
勇者シリーズは第一作のレコード会社がキングレコードだったエクスカイザー以外は全部CDは買ったな。LDもほとんど買ったような気がする。今はほとんどLDは捨てちゃったなぁ。「幽遊白書」と「太陽の勇者ファイバード」、「ブルーシード」、「テッカマンブレード」、「ジェイデッカー」が残っているのかな？あと、ひょっとすると「ボトムズ」も残っているかもしれないな。エヴァンゲリオンはアニメ作品としては初めてDVDで発売した第一号だったので、参考として購入したけど、エヴァンゲリオン、嫌いなんですよ。


・・・基本的に身長60センチでよかったんじゃないだろうか。

先日も古い知り合いが久々に訪ねてきたと思ったら執拗にガンダム００（ダブルオー）を観ろ観ろと勧められて（脅迫ともいう）仕方なく一話二話みたが、やはり「私には意味不明」の世界が広がっていたので、容赦なくランナウェーしたのであった。やっぱりボトムズのように戦争は戦争でむなしいものだというのがはっきり自覚できているような作品のほうが私にはしっくりくるのだ。ガンダムはなんか戦争が楽しそうなんで子供に悪影響がでそうで嫌なんだよな。

(*1)ちなみに井上さんのお父さんの伊上勝さんは『仮面の忍者 赤影』で全話の脚本を書いたんだそうだ。そうか、伊上さんは東芝商事のコンテストに応募して、『遊星王子』でデビューしたんだ？いまウィキペディアで新たな発見。