trade2の日記

2009/8/24(月)
新型インフルエンザのワクチン

昨日のヤフーのニュースで、新型インフルエンザのワクチンが思うように製造できなかったので、誰が優先的にワクチン接種するかという問題で、すでに2人も死亡者が日本ででた、腎臓病の患者の団体が、優先的に人工透析をしている患者に打ってほしい、それも公費でまかなってほしいという申し入れをしたというので、コメント欄がひどいことになっていた。


腎疾患患者にワクチンの優先接種を―全腎協が要望書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090821-00000001-cbn-soci

なんか、ワクチンならば、日本の将来を思って、妊婦と子供から打つべきであって、腎臓病で人工透析している人間は何ら生産性もなく、税金も納めないので、枯れ木に水をやるようなもので無駄だから一番最後でいいのだ、というコメントも書いてあって目を覆う。本当に、人間、窮地に陥ったときに本性が出るものである。
ワクチンも、なんか急ごしらえで、新しいキノコを発見したのと何ら変わらないような状態なのである。ワクチン打ったら生き長らえるわけではないのだ。不活性化が不十分で、接種した人間に襲い掛かる可能性もあるわけだ。当然副作用を気にしなければならないのだ。また、子供や大人でも、軽い風邪程度でなんら後遺症もなくけろりと直っている人間が大半であって、ほとんどの人間はワクチンを接種する必要はまったく無いのだ。下痢と高熱が苦しいが、2,3日のことである。ワクチンがあればそれに越したことは無いが、無くても死なないわけだ。

重症化しそうなやつに、充分臨床実験をしたワクチンを打つのが正解である。
ワクチンは2,3年後にだいぶ余裕ができてから打ってもなんら遅くはないのだ。
副作用の点からみれば、最初の年は様子見をするぐらいで丁度いいのだ。
まあインフルエンザはワクチンの効果は1年しかないらしいが。
90歳以上に抗体があるというのはなんかの冗談なんだよなと思っている。
スペイン風邪がインフルエンザであれば次の年には効果がなくなっているはずなんだからな。

疫病対策は2ヶ月分の備蓄を準備して、家から外出しないのが一番いいのだ。

この時期に急に新型インフルエンザが流行しているというニュースが出てきて、自民党と公明党の情報操作だろう、投票日当日に外出できないようにするためだろうというが、状況からみてまったく正反対である。期日前投票はできるんだからな。
逆にみんなが8月30日に投票所へ押しかけると、一気に新型インフルエンザが蔓延するので、分散投票したほうがいいのだ。
ほかのどこかの国でも国政選挙をした途端、爆発的に患者が増えたそうだ。
人が集まる直前に警告を発したのはまったく良心である。悪意があればみなが8月30日に浮かれ騒いでいるのを横目にみながら死ぬのを待てばいいんだからな。
まあ、少なくとも、新型インフルエンザが日本の政治の状況やらを考慮してくれるということはない、というのは断言できるわけだ。まったく関係ないのだ。

しかし、なんか妙な動きがあるのはあるのだ。
自民党が多分最後の与党の期間である8月30日までに、海外から新型インフルエンザのワクチンを購入できる可能性があるらしいのだ。
相手の条件は8月30日までに契約すれば他国へ販売しないで日本に売るが、その場合でも、もしワクチンがおかしくても損害賠償の権利を放棄するという内容のものだった。

ワクチン輸入ピンチ、専門家「安全確認が先」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090821-OYT1T01238.htm

私なら契約しない。
人の命がかかっているのだ。
責任を持たないと明確に発言する薬剤メーカーは命をかけても会社ごと潰すべきである。
生かしておいてはいけないのだ。
どこの会社かわからんが、学生が急に思い立ってはじめたようなへっぽこ会社ではないはずなのだ。契約金額が億単位の値段であることからもそうおもう。その製薬会社事態がパニックになっているのだろうからどの道役立たずである。とにかく日本政府がなにかあとづけで、副作用で健康被害が出たとき用に保険をかけたとしても、体が動かなくなってしまったら、どれだけ金もらっても後の祭りである。責任感を持って仕事をしていれば、慎重には慎重を期して契約するものである。
もし、パニックになっていなくても、足元をみて、もし8月末までに契約しなきゃほかに売っちゃうよなんぞと言って飢餓感を煽り立てるような会社は危険である。もうすでに何をするかわからん会社であると自ら公表しているも同然なのだ。
それになにか1週間以内にでかい契約をはやくはやくというのも気に入らないのだ。
まるで詐欺師である。

ワクチンがなくても、重症化しない患者のほうが多いのだ。
また、死人がたくさん出るように変異したときには、いま契約したワクチンはすべて役に立たないのだ。型がかわってるはずだからな。

いま巨額の契約をすると、海外でワクチンの生産ラインが軌道に乗ったときに、日本だけ購入できない事態も発生すると思うのだ。人道的にも日本だけぱっからぱっから海外からワクチンを買い付けるわけにも行かないだろう。決め球は慎重に繰り出すべきなのだ。日本としては、重症化しそうな患者の隔離に金を投入するべきであると思う。患者を隔離ではなくて、腎臓病と妊婦を隔離するべきなのだ。ホテルみたいな宿泊施設に缶詰にして三食めしつきで、外から隔絶するべきなのだ。妊婦は自宅で隔離でもまったくかまわないんじゃないだろうか。
妊婦も腎臓病も普通の生活をしているわけだから、そこにちょっと隔離するための費用を補助するだけでいいわけだ。急だからみんな困るんだからな。備蓄の準備が終わってない人なんかを手助けすればいいわけだ。全員分のわけわかんないワクチンを用意するよりも数は少ないはずである。

かならずワクチンの生産ラインは軌道に乗るのだ。その時には薬剤の価格も下がっているはずなのだ。


これがエボラ出血熱クラスのウイルスでも基本は同じである。
ワクチンは効果が充分に期待できるものを打たないと意味ない。

変なものを打ったら変な結果がでるだけである。

しかしパニックになっているからどうだろう。
ちゃんと判断できるだろうか。

とにかく政府の方の判断は、一般市民がどうだこうだいっても限界がある。自分でできることからやっていかないと、と思う。
うちも5月に少しだけだが備蓄をしたが、食料品なども賞味期限がきれたころに、これである。なかなかつらい。しかし、家族のために、また冬になって、寒さからストレスになったり、栄養失調になったりで抵抗力が落ちて免疫が下がったりしないように、2か月分の食料と暖房用の燃料の確保をしなきゃなと思う。
店も店員がインフルエンザになって倒れてしまって閉まってしまうことも考えられるわけだ。なんにしても備蓄は有効であると思う。
また、最近地震も多いので、家が倒壊してもせっかく備蓄したものを取り出せるようになんか考えておかないといけないんだよなと思う。これも頭の痛い問題である。

とりあえず、水の確保のために、新たに除湿機とドリップデリオスという浄水用の膜を購入した。電気がくれば、最低限の水が確保できるはずである。除湿機で溜めた水をコーヒーフィルターでいったん濾してからドリップデリオスで浄水しようと思っている。味はどうなるかわからないが、電磁調理器もあるし、煮沸して飲めば何とかなるはずだ。なんか除湿機の水はあまり飲んでいるという情報もグーグルで探したが出てこなかったのでできれば避けたいのだが、庭に穴を掘ってビニールシートを広げて夜露を集めるよりはよっぽど効率的であろう。最終的なぎりぎりまで試さないと思う。
発電機も購入したいのだが、そこまでは家族もいい顔をしないのだ。

また、精米機も買った。
玄米のほうが長持ちするというので、いざとなったら酸化して古くなった玄米の表面を削れば食べられるだろう。まあこれも電気がきていればだが。
なんかお米は温度を15度以下にしないと虫がでてくるらしいので、涼しくなってから購入しないとまずいかなと思う。その頃までパニックになっていないといいなぁと思う。真夏はさすがに玄米も大量に買えなかった。今年は梅雨の時期も長かったし。夏にもしライフラインが止まったらどうしようとひやひや物であったが、幸いそっちのほうは大丈夫だった。とりあえず秋になって、気温が15度くらいに下がるまでは白米をちょっと余分に購入するくらいである。危機感が足りないような気がするが、賞味期限がすぐにくるのであまりがつんと大人買いできないのだ。
まあ主食はそうめん乾麺のほうが長持ちする。こちらは湿度に気をつければ温度がどうのとかあまり気にしなくてもいいので楽だ。ただ、腹持ちがしないのが難点である。

あと方々で名前があがっているクレベリンを1個買ってみる。まだ使っていない。
どうもテレビで宣伝もしないし、なんか塩素が残留するし、金属が腐食するし、付近のものが漂白されるし、プールの臭いがするような状態になったら15分以上その場にいてはいけないから、密閉した部屋で使うのなんぞもってのほかだ、とかいろいろ、ん?、と疑問符がつくような記述がグーグルを検索するとでてくるわけだ。
説明書きでも、狭い場所で使うなと書いてある。
新型インフルエンザでも、鳥インフルエンザでも、窓を開けないというのが基本である。
鳥インフルエンザなんぞは洗濯物すら室内干しを推奨されているのだ。
それなのに、このクレベリンを使っている部屋は密閉してはいけないのだ。
矛盾である。
中の生物を全部死滅させるんであれば有効だが、そうでなければ換気が必要らしいのだ。今回の疫病にとって、これはベストな選択なのだろうか?という疑問符がつくので、私は専門家ではないし、これはあまりお勧めしない。
ちょっと怖いなと思う。使用方法を誤って使って中毒したり、塩素にやられてしまったら元も子もないなと思う。ちょっとよくわからない。
先年はやった扇風機のような格好をした暖房器具があったが、2年ほど流行ったかな?後で事故多発で今は販売されていない。ハロゲンヒーターだったかな?数年かけて様子をみないとひどい結果がでることもあるわけだ。
なんかトイレの消臭なんかで効果を発揮しているそうだから、水道が止まって汚物を庭に溜めたりしたときに、消毒と消臭のために、外で使うのはありかな、と思う。家のなかでアルミサッシぴっちり閉めて密閉した部屋で使う気にはなれないのだ。

まあ5月からうちでもちょっと大騒ぎをしたものだが、みまわしてみるとあまりろくなものは買っていない。ほとんど食料品とトイレットペーパーを買い込んで、しかも3ヶ月たって食料品は賞味期限が切れてきているものが多いので笑える。トイレットペーパーもあれだけ購入したのにあまり在庫がなくなってきているし。
5月に買った、そうめん乾麺はこの夏に食べてしまったし、カロリーメイトブロックとザバスは賞味期限がきれた。まあいま切れたばっかりなのでもうちょっと食べられるだろう。お米も結構普段の倍の備蓄をしたが、その分買い物しなかったのでこれまた在庫切れである。マスコミが急にインフルエンザ関連の報道をしなくなったので、玄米を備蓄しなければならないといっても家族が耳を貸そうとしなかったのだ。どうも家族の動きが鈍いのでイラつく。自分だけやっきになっているのかなと思う。しかし結局新型インフルエンザの患者は増えていたわけで、マスコミの今回の行動には疑問がわくばかりである。インターネットで即座に国立感染研究所のサイトにアクセスできる便利さや幸運がありがたい。常に患者数の増加を見ていたので、これはただ事ではないなと思うのだが、家族は「テレビで大変だといっていないから大変じゃないんだ。もし駄目だったら死ぬんだから備蓄は無駄だよ」といって笑うのだ。まあ私が過剰に大騒ぎしていると思ったのだろう。そういえば、家族はテレビをみていたが、私はほとんどテレビを見なかったのだ。この5,6年、テレビがつまらないので、インターネットでニュースサイトをみたりして情報を収集していたのだ。飲料水方面ではペットボトルが賞味期限が切れた。しかし水が切れると痛いのでこれはもったいなくないや、と思う。水がないと、2日か3日で絶命の危機である。ペットボトルは価格も安価だし。

大丈夫大丈夫とおもってもなんかパニックになっているのかもしれないなぁ。

なにかこう、どれが正しいのか、どういう備蓄をしたらいいのか皆目見当がつかずに手探り状態なので余計にイラつくのだ。
みんなもなんかそうなんじゃないのかなぁとヤフーのコメントを見ていても思う。
私も医療関係には疎いので、専門家がこれこれこうこうというアドバイスを聞きたいのだが、なんか変な人がしたり顔で妙なコメントをしてお茶を濁しているのをみると腹立たしい限りである。

まあとにかく、いざというときには、誰がなんと言おうと、たとえ山奥の山小屋で補給線もないような状態でも1,2ヶ月は生活していけるような備蓄やら生活用品を、ストレス無く、在庫を回転しながら先入先出しでやっていけるように生活環境を整えなきゃならないんだよなと思っている。

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