2009-12-08 あそこ的にはお手柄なのかも?
NYタイムズの記者クラブ廃止についてのインタビューに
毎日新聞の記者が「誰か(記者会見中に)自殺したら誰が責任とるの?」
http://digimaga.net/2009/11/lol-mainichi-shinbun-said-who-takes-responsibility.html
> 毎日新聞の古田信二記者が、驚きの回答をしていた。
> 「(記者クラブは)そんなに閉鎖的ではありません。
> ケース・バイ・ケースで非会員の参加も認めています。
> (仮に廃止したとして)もし偽ジャーナリストが記者会見中に
> 自殺や焼身自殺をした場合、一体誰が責任を取るのですか?」
これだけ読むと、
「日本の記者会見場では爆弾テロなどが発生する危険性があるが、記者クラブが体をはって阻止しているんだ。」
みたいな発言を古田記者がしているようにも取れる。
しかし、テロやそういうのは、警察などの管轄で記者クラブの仕事としては妥当ではない。
警察にまかせりゃいいし、警察がやる仕事である。
記者クラブの発言としてみた場合はなはだしく違和感がある。
この発言は本当は、
サッカーの自殺点
ブログの炎上
のように不用意なコメントや記事で自爆したらどうするんだ、
というようなニュアンスなんじゃないかなーと思った。
言葉の綾的な、日本のローカルな「方言」を海外で翻訳し損ねただけなんじゃ。
よく翻訳の際にイデオムでこけるじゃないですか。
まあ毎日新聞やTBSはオウム真理教のときもなんかうろちょろしていて、なにか日本で大事件が起きないかなぁと、人の不幸をまっているようなところも見受けられるので、
視聴者や新聞の読者が、TBSや毎日新聞のちょっとした発言にダイレクトに血なまぐさいことを連想するのは、これは彼らの不徳がどんづまっていきづまって出来上がったようなところなんであるが、
この古田さんとやらが、そういう血なまぐさいセンセーショナルな事件が記者会見場でおきますよといって、牽制したんではなくて、自殺点や炎上という意味で言葉を使ったとしたら、
ニューヨークタイムズの記者にむかって、
日本では、大本営発表しか流せないし、わけがわかっていない素人が紛れ込んで、政府などの体制側に都合のわるい記事をかかれちゃこまるんだよ、
という、騙るに落ちる的な、ヒジョーにつまらない話をしたわけで、
ニューヨークタイムズの記者も、毎日新聞はつまんねーことをいうな、
と怒ってしまって、
字面の通り、直訳で、
日本では記者会見場で、自殺をする人や、焼身自殺をする人がいます
と報道して溜飲をさげたんじゃなかろうか、と思った。
で、国内では、
やっぱりTBSや毎日新聞は血なまぐさいのだ、
と誤解をよんでぐるぐるデフレスパイラルのように毎日新聞とTBSの評判は下がっていくのであった。