アーカイブファイルの保存

Ubuntu を クリーンインストールして、いろいろソフトをダウンロードして使いやすくするわけですが

たまに、また、クリーンインストールしたくなったり
パソコンが壊れたり
また、バージョンアップの時期がきたりして

再度、クリーンインストールする必要がでてきますよね

その時に、いかに早く楽に元のような状態に戻せるか

その下準備です

まず、毎日定刻で、crontab を起動して
インストールソフト一覧を作っておきましょう

パッケージリストを保存するために
シェルスクリプトを書きます

pkglist.sh


pkglist.sh を どこか任意の場所に保存しますが、今回は /home/User/shfiles に保存するとします
パーミッションの指定で、「実行可能にする」にしておきます
ファイルを右クリックしてプロパティのパーミッションタブのところに、チェックボックスがあるので
チェックを入れておきます

ターミナル端末で chmod u+x pkglist.sh でもいいです

crontab.txt をまず用意します

crontab.txt


上記の設定では、2時間ごとに、保存します


crontab の使い方


初めて crontab をやると下記がでます


エディターを端末上で使ったりするのは面倒なので 先ほど、事前に作っておいた crontab.txt を登録します



ここで毎日できたパッケージリストの一番最終の分を
リストアや、クリーンインストール前に保存しておきます
毎日テキストで保存されているので
万が一、HDD がクラッシュしたときでも、LiveCD などで救出することができるかもしれません
万が一の保険のために
2時間ごと更新、毎日1ファイル保存にしておきます


また、最初のクリーンインストール直後や、ソフトを追加でインストールした直後に
deb ファイルを次に再インストールする際、サーバからダウンロードする手間を省くために
毎回保存しておきます



クリーンインストールしたあとに

保存したパッケージリストや、ソフトの再インストールをやります




もし、何らかの事情で、リポジトリサーバが死んでいる
サーバやってない
無料のサービスはいつかなくなっていた
日本が鎖国して海底ケーブルも切れてて海外サーバと断線している
などがあった場合には

$ sudo apt-get update をやっても、パッケージリスト一覧をサーバから取り寄せることができませんので

保存していた deb ファイルをもとに


APTonCD を使って、ローカルリポジトリ ISO をつくって
DVD なり CD なりに焼いて
CD や DVD を Ubuntu に認識させて
インストールを続行させます

なので事前に、APTonCD の deb ファイルは手元にダウンロードして置きましょう

今回は aptoncd_0.1.98+bzr117-1.1build2_all.deb を先に手元にダウンロードしてあったということにします



で、その後、「ソフトウエアソース」を起動させ、
「他のソフトウエア」タブの「ボリュームの追加」で, 先ほど作ったCD、DVDを認識させてから



をやって、インストールします


(20121101初稿)

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