寵利毋居人前、德業毋落人後。受享毋踰分外。修爲毋減分中。

人から貰うときは真っ先にとってはいけない。徳を積むのは人より後になってはいけない。人から貰うときは自分の分相応しか受け取ってはいけない。あたえるときは分相応に減らすべきではない。

全部～してはいけないという文章なのでなんだかげんなりしてしまいますがそこを堪えて。お行儀作法の原型なのでしょうか。最初のは『あわてる乞食は貰いがすくない』『残り物に福が有る』というようなことわざが頭に浮かびます。二番目は良いことをするのは人より遅れてはいけないというのでこういう競争ならやっても悔いはなさそうですね。やった結果世の中が良くなるというおまけつきですし。三番目は自分の分相応に受け取る、これは注意したほうがいいですね。たいてい分不相応に受け取ると紐付きであることが多かったり、人生転覆の原因になります。あとあと苦労しますね～。最後のはけちけちするなということですね。勉強もチャンスがあれば貪欲に。やらなければいけないことも十分ではなく十二分に行う。「いや～私はどうせ平社員だから、このくらいやっとけばいいんですよ。」という言い訳をするなということですね。

・・・難しいですね。

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