事事、留個有餘不盡的意思、便造物不能忌我、鬼神不能損我。若業必求滿、功必求盈者、不生内變、必召外憂。

なにごとにおいても、余裕を残し完璧にやらないことを心に留めておけば、この世を作った者に嫌われないし、祟るような者も傷つけることが出来ない。もし完璧を期し、名も欲しいままにすれば、必ず外から厄介ごとが持ち込まれる。

すみません、『不生内變』を今井先生は「身のうちから変事が起き」と解釈されているのですが、私はちょっと違うような気がする（内側から変化がおきないので・・・かな）ので飛ばしました。
昔、天才は神様に愛されるから早く天に召されるという話を読んだことがあります。どういう因果関係があるのかわかりませんが子供のころ凄く怖い思いをしました。まあ、天才ではなかったので杞憂だったのですが。（ほろ苦いようなおかしいような思い出です。）完璧にやってはいけない。これはよく言われますね。運命とはある一面から見ると振り子のようなもののようです。（回転する輪という人もいます。）振り切った振り子は反対側へ戻らざるを得ない。だから少し進める道を常に残しておく。そうすると長持ちしますよ～という意味なんでしょう。まあ、魚をとり尽したり、勉強し尽くしたり、家電が行き渡り尽くしたりすると、転職、卒業、業態変更になるわけですね。

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