立身不高一歩立、如塵裡振衣、泥中濯足。如何超達。處世不退一歩處、如飛蛾投燭、羝羊觸藩。如何安樂。

立身するには、一歩前に出ていないと塵のなかで衣を振るい、泥水のなかで足を洗うようになる。これでどうして人より抜きん出て達成することができるだろうか。また、世間では、一歩退いていないと、蛾が蝋燭の火に身を投じ、牡羊が生垣に角を突っ込んだようになる。どうしてこれで安楽に過ごせるだろう。

ベンチャービジネスでは人と同じ事をやっているとなかなか芽が出ません。ちょっとでもおいしそうな話があると雨後のたけのこのように同業者が現れてみんなで水面に上がったり下がったりどっぷどっぷしなければなりません。なかなか一歩前にでるのは難しいです。また、ネットビジネスでは、こりゃ儲かりそうだと思って多額の契約金を払ってしまったり、なんだかわけもわからずパソコン一式を買ったりしてしまうともうにっちもさっちもいかなくなることがあります。ちゃんと大丈夫か他の人の情報を見てからでも遅くない。難しいですね。

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