人只一念貪私、便銷剛爲柔、塞智爲昏、變恩爲慘、染潔爲汚、壊了一生人品。故古人以不貪爲寳、所以度越一世。

人はちょっと欲張ると、軟弱になり、見て見ぬ振りをし、愛情も残酷になり、潔白な心も汚れてしまい、生涯の品格を壊してしまう。それで、古人は世間から抜きん出るために欲張らないことを宝とした。

貧すれば鈍する。欲望が強くなると判断が鈍くなりますね。貧乏暇無し。自分が貧乏かどうかは自分にしかわかりません。大企業に勤めて役職手当がついている人が裕福かというとそうでもない。自営業の人のほうが手取りが多いことが多いです。相続した山林があるかもしれない。農作物を育てる技術と土地があって食料を自給自足しているかもしれない。両親が衣類から何から買ってくれる。必要な資材を共同購入する主婦仲間がいる。自宅のローンは完済している。いい車に乗っているが事業用車両でまだローンが残っているが全部経費で落ちる。いろいろな理由で生活費が少なくて済む人も世の中大勢います。尺度は給料だけではないですね。また持っているお金の量でもない。でも自分が貧乏だと思うとそういう諸々の可能性が見えなくなって何かお金がないと幸せになれない強迫観念がおきてきて、人よりとにかく多く稼ごうとして人を出し抜き罠にはめリスクの多い仕事を多く受け人に媚びへつらいだんだん人生悪くなってきます。貧乏かどうかは本当に考え方一つなんですけれどね。

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