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2008年3月9日(日):五輪とマラソン |
名古屋国際女子マラソン 中村友梨香が2時間25分51秒で優勝
http://sankei.jp.msn.com/topics/sports/1486/spt1486-t.htm
高橋選手は自力で名古屋国際女子マラソンの出場権を獲得した。
日本陸連理事会、評議員会が推す選手でなければオリンピックに出場できないと思われていたのだが、高橋選手は自力でチャンスを作ったのだ。
名古屋国際女子マラソンのスタートラインに立った時点で高橋選手はすごいのだ。
金メダルを取った後、急に選考からはずされると知ったときの無念そうな高橋選手が忘れられない。有森選手などがいろいろ高橋選手にアドバイスしていたが、どうしても高橋選手は納得できないようだった。あのまま周りの人間に言われるまま引退していたらずっとその後の人生に『人に無理やり選手人生を奪われてしまった』後悔と無念が残っただろう。
今回、残念ながら賞を逃してしまった。オリンピックには出られなくなりここで多分引退ということにはなるのだろう。結果が出たのだ。だれに押し着せられたのでもない、高橋選手自身の手によって。
高橋選手はベストを尽くしたのだ。心ゆくまで納得し、悔いは残らないだろう。
普通の人が『やれたかもしれないのにやらなかった後悔』を背負いながら、踏ん切りがつかず生きている中で高橋選手はあえてやってみたのだ。後悔しない人生を送るのは大変勇気のいることなのだ。
追記 )) 高橋選手は陸上でやり残したことがあるらしい。グッドラック。
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