今日親が本屋で預金封鎖デノミに向けて５００円硬貨をかき集める話を読んできたがこれは何と聞いてきた。
預金封鎖といえば、戦後の混乱期に銀行に預金を預けていたら、一日に引き出せる額が制限されて、しかもその最中に新券発行＆デノミ、旧札廃止、期限内に新札に交換できなけれは使用できず、その上ハイパーインフレでお金の価値が急激に下がって、真面目に預けていた金が紙くずになったという話ですね。（ついでに戦時国債も紙くずに）まあ個人国債大増発炸裂爆発の昨今ではメルヘンと笑うわけにもいかんわけですが・・・
預金封鎖＆デノミでなぜ５００円硬貨なのか意味不明ですねぇ。公務員の現金給与に２千円札が大量に入っているから２千円札をかき集めろって話もあるらしい。もし戦後と同じ事が起こるとすれば両方とも使えなくなるというのが正解のような気も・・・人の考えることはわからん。
預金封鎖で検索した中で外国の銀行に口座開設する方法について詳しいサイトがあったのでリンクに加えてみた。
日本の銀行で外貨預金をしても、預金封鎖をするような状況では日本の銀行が大丈夫な筈はなく、当然保護の対象から外れている外貨預金が無事な筈は無いので外貨を貯めるならドル紙幣でタンス預金か国外の銀行に預けるしか方法は無いんだそうだ。
流行っているのがスイスポスト（スイスの郵便局）に口座を開設することらしい。
ネット上で操作できる上、円やドル、ユーロなどを扱える。
スイスポストで検索すると出るわ出るわ、有料で口座開設代行しますとか出てくる。（自分でやりましょう・・・）
今回もすでにえらい大騒ぎになっているので時間の問題か。
以前、スイスのオンラインバンキング（http://www.swissnetbank.com/）に口座を開いたけれど、ろくに使う前に一通の封書がきて
『こんど法律変ったのでサービスやめます。
残金のある人は返金します。
銀行本体は営業を続けますので、
スイスに来ることがあったらよろしくね』訳：trade2)
と英語で書かれた紙が一枚入っていてサヨ〜ナラ〜〜されたことがある。
でもまあ　ころころ制度が変わるし、日本にあまり現地情報も入って来ないし、長期的にみると不安だが、日本人も海外に口座を持てるようになったんだし、預金封鎖うんぬんは別にして何事も経験、安全そうなところで一回開いてみるのも楽しいかも。（あくまで自己責任でね♪）私はパスするけどね。

2009年2月15日の日記

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