trade2の日記

2009/2/15(日)
へんなニュース

「娘残して帰れない」…国外退去確定の比一家、涙の会見
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090213-OYT1T00983.htm


フィリピン人の両親が身分を偽って偽装パスポートで日本に入国、子供をもうけ、子供には日本人として育てていたのだが、警察に職務質問のうえ発覚、国外退去するかどうか入国管理局で審査してきたが、このたび、子供だけ日本に残るか、家族3人でフィリピンへ帰るかどっちかを選べという結論が国から出たんだそうだ。

で、涙の会見とかやっている。

このニュースがしつこくヤフーの右サイドに出てくるのだ。

なにか新聞社がしつこく取り上げるだけの理由があるのかしらんと思っていろいろ読んだのだが、どれもこれも、親が偽装パスポートで入国し、子供が日本で生まれて、いま子供が日本語しか話せないから日本に家族全員で残してくれと署名まで集めた、という情報しか得ることができなかった。

ということはつまり、この両親とやらは、政治犯で亡命しているわけでもなんでもないわけだ。もし政治的にフィリピン政府から命を狙われているんだったら新聞社の記事にはそう書いてあるはずだからな。

彼らが主張したいのは、子供が日本語しかしゃべれない、この一点で日本に犯罪者の親まで残せ、とこうごねているわけだ。

おかしくないか。

まったくどこにも同情する余地がないのだが。

もし、この両親とやらが日本人で犯罪者であった場合、両親は刑務所でどの道子供は一人で施設にでも入るしかないのだろう。

外国人だからってなめてないか。

なぜこんな記事をこぞってどの新聞社も取り上げているのか理解に苦しむ。

親は犯罪者であって本来なら刑務所だが国外退去で無罪放免、子供は親の都合で転勤、引越しするわけだ。
いたって普通じゃないか。
日本でも会社命令で英語が話せないのに、突如海外勤務で一家共々飛ばされることなんかしょっちゅうで、珍しくも無い。アメリカだけじゃないぞ、アフリカ、中南米、いろんな国へいきなり子供共々飛ばされるんだぞ。
それにこの家族はとくにフィリピンとやらに帰っても死ぬことは無いのだろう。
なぜ同情しなければならないのか理解に苦しむ。

家族、両親のつごうなんだからおとなしく帰れば。

この一家の中で解決する問題であって、周辺住民を巻き込むような話じゃないぞ。甘ったれるな。


子供が最近わがままになって教育とか躾がなってないんじゃないかとおもって憂慮している。子供はそんなに偉くないぞ。

便宜を図ってもいいのは、入国の時に手続きをちゃんと踏んだやつだけだ。

こんな犯罪者に便宜を図ったら悪い前例を作るぞ。



政府紙幣というと、第二次世界大戦を思い出す。あまり歴史の勉強は得意ではないのだが、戦時中に軍票というものを出していたそうだ。政府紙幣だろうが軍票だろうが、偽札を市場にばら撒いたのと同じ効果がでるのだ。貨幣の価値が低下してハイパーインフレが起きる。そして、かならずそれは後で帳尻を合わせなければならないので、新円切替と預金封鎖でむりやりあわせたと記憶しているのだ。
当時生きていなかったので、自分の実体験としてはないし、詳しいことは過去を調べても戦後の混乱でよくわからない。昔、老人に茶飲み話で聞かせてもらった話から総合するとそんなような話になるのだ。
まあ最近はウィキペディアやら、当時を知っている人のブログなどもインターネットで気軽に読める時代になったので、興味のある人は、新円切替、預金封鎖で調べて学習してみるといい。
偽札がいまものすごく厳しく取り締まられているのはなぜか。普通の犯罪とは違うのだ。店先や銀行へ自分がつかんでしまった偽札を提示して、それが偽札であるとわかった場合、文句なしにアウトだろう。たとえ自分が偽札犯でなくても、残念だったねで、終わりなのだ。1万円の偽札だと1万円大損になるのだ。だれも保証してくれない。それが全国民一斉にあとで起きると思ってくれるといい。
マスコミは政府紙幣というキーワードから以前なにが起きたか、ちゃんと報道するべきだと思う。


最近のマスコミはなにか事件を掘り下げて解説する能力が低下しているように思う。

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