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2009年12月14日(月):GnuWin32 |
久しぶりにGetGnuWin32のアップデートがあったようなので、試してみる。
今年の2月ごろに一旦アップデートがあったのだが、なんかよくわからない感じでうまくソフトが動かなかったので心配したが、2009年11月16日にアップデートされたGetGnuWin32-0.6.3.exeはちゃんと動いた。
まずGetGnuWin32のサイト
http://sourceforge.net/projects/getgnuwin32/
からGetGnuWin32-0.6.3.exeをダウンロード
そしてダブルクリックで起動し、いろいろGNU GENERAL PUBLIC LICENSEとかでてくるので読んでからインストール。インストールといっても、ファイルが展開されるだけである。
展開されたフォルダーの中のdownload.batを右クリックの編集で開き、
if .%GNUWIN32_MIRROR%==. set GNUWIN32_MIRROR=iweb voxel
と書いてあるところを
if .%GNUWIN32_MIRROR%==. set GNUWIN32_MIRROR=jaist
に書き換えて保存。(とうとう日本のミラーサーバはJaistだけに・・・。)
で、binフォルダーの中に入っているWgetがおかしいので、
(ダイナミック リンク ライブラリ WS2_32.dll で、プロシージャ エントリ ポイントの FreeAddrInfoW が見つかりませんでした。
http://support.microsoft.com/kb/822334/ja
というエラーが出てくる。)
仕方が無いので、Wgetも
http://gnuwin32.sourceforge.net/packages/wget.htm
から、BinariesとDependenciesをダウンロードしてそれぞれ展開してできたフォルダーのbinフォルダーの中身をそっくりそのままGetGnuWin32でできたフォルダのbinフォルダーの中に移して(Dependenciesの中身と同じDLLファイル、あとwget-1.12.exeは一時退避しておく。あとで使うので)wgetname.datをテキストで開いて(ノートパッド等)、中身をwget-1.12.exeからwget.exeに書き換える。
download.batをダブルクリックして、しばしファイルがpackagesというフォルダーにダウンロードされてくるのを待つ。
そして、終わったらさっき退避しておいたDependenciesの中身と同じDLLファイルとwget-1.12.exeをもとのbinフォルダーに戻しておく。
今度は、install.batをダブルクリックする。するとダウンロードされてきたファイルがすべてきれいにgnuwin32というフォルダーを作って展開される。
そのまま作業がおわるのをしばし待つ。
でなにか質問がずらずらでてくるが、全部Enterをクリックすると、gnuwin32というフォルダーの中にupdate-links.batがコピーされる。
gnuwin32というフォルダーをインストールしたい場所へそっくりそのまま移動する。
私はC:\gnuwin32にしているが、C:\Program Files\gnuwin32でもかまわない。そのままずるっとドラッグアンドドロップで移動。
そして、gnuwin32フォルダーの中のupdate-links.batをダブルクリックすると、スタートメニュー用のリンクアイコンを作ってくれる。これまたしばし待つ。
でStartMenuというフォルダーができるのでその中身を
スタート → プログラムで右クリックして開くを選択してでてきたフォルダーの中に入れる。
で、gnuwin32.lnk という青いクレヨンでGWと書いてあるリンクアイコンができているが、それを右クリックのプロパティーでみて、ショートカットタブのリンク先の欄で
・・・"C:\gnuwin32\bin\set_gnuwin32.bat" -s gnuwin32 -l EN"
になっているのを
・・・"C:\gnuwin32\bin\set_gnuwin32.bat" -s gnuwin32 -l JA"
ENをJAに書き換えると、日本語でヘルプなどが表示されるようになる。
うん。快適快適。
なんかGetGnuWin32はずっと更新がなくて、リストが古くなっていたので、これは手作業で一個一個アップデートしなければならないのだろうかと思っていたら、今年の初めにアップデートがあったのでやれやれよかったと思ったのに、それは動かなくて途方にくれていたが、(っていうほど使いこなしていないのだが)
また、快適に動くようになってラッキーである。
しかし、GetGnuWin32は2007年のバージョンではSedがなにか問題があって動かなかったし、(これもSedをわざわざプロジェクトサイトから個別にダウンロードしなければならなかった)今度はWgetに問題があって、うまくダウンロードできないので、なにかGetGnuWin32プロジェクトは運が悪いのか、ほかに要因があるのかなぁ、初心者が導入するときに、なんかああいう警告とかでると一気に作業する気が萎えてしまうし、なんだろう、初心者ねずみ返しのようだ、とか思ったが、まあ悪気は無いんだろうしなぁと思うし、いやはやなんとも不思議である。とにかく2月の0.6.19、 0.6.20はお手上げだった。
しかしそのまま放置されなくて、こうやってまた快適に使えるようになったのはありがたい。いや感謝感謝である。
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